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電気電子材料(2016年度)

  1. 講義資料
  2. Q & A
  3. 連絡事項
  4. 過去の講義資料

講義資料

シラバス(昼) シラバス(夜)
授業日 授業内容 資料ファイル 更新情報
1回目 原子の構造, 原子間結合 [class01.pdf]
2回目 結晶構造, ミラー指数 [class02.pdf]
3回目 欠陥, 多結晶, 合金 [class03.pdf]
4回目相律, 状態図 [class04.pdf]
5回目 拡散, 再結晶, 時効, 析出 [class05.pdf]
6回目 演習
7回目 導電材料, 各種ケーブル class07.pdf (6/7)p.13修正
8回目 抵抗材料, 特殊導電材料 class08.pdf (6/7)p.8修正
9回目 絶縁材料の誘電特性と電気伝導, 絶縁破壊機構
10回目 種々の絶縁材料
11回目 磁性体の分類と基礎特性 class11.pdf
12回目 磁区, 高透磁率材料 class12.pdf
13回目 永久磁石材料, 機能性材料 class13.pdf
14回目 超電導材料, 蓄電池
15回目 演習
16回目 期末試験

Q & A

15日目(演習2)

解説

演習は現在, 工2-523-1にて返却中です. 質問などあれば今週中にどうぞ (8/1--8/3は出張で不在). 以下は各問題へのコメントです. 期末試験対策としては, 2回の演習(2回目のみではないことに注意)を中心に勉強しておいてください. (なおメモの持ち込みは不可です. )

第8日目

(Q)ヒューズの身近な例としてブレーカーは当てはまりますか?

(A)ブレーカーはヒューズと同じ役割をしますが, スイッチの部類かもしれません. ブレーカーの登場する以前は, すべてヒューズが全家庭の配電盤にありました.

(Q)スイッチにおけるチャタリング現象は材料により防止することはでき ますか?-->+1点

(A)スイッチを入れるときに, ON/OFFが短時間に繰り替えされる現象をチャタ リング現象といいます. 質問者はマイコンなどで経験したのかも知れませんが, ディジタル回路やスイッチング回路で問題になることがあります. 通常は回路やプログラムで対応するのですが, 材料で改善するには材料を選ばねばなりません. 柔らかい材料が候補かと思いますが, 摩耗性などを考えると難しいかと思いま す. 無チャタリングスイッチ, 値段が安ければ一定の需要があろうかと思われます. 一緒に開発してみます?

(Q)熱起電力はどの向きに生じますか?--> +1点

(A)方向がありますので, 極性を間違えてはいけません. 紹介した資料で, 前半に出てくるほうがプラスになると思います.

(Q)熱起電力を利用して擬似的に再現できる電子回路はありますか?--> +1点

(A) 熱起電力は, 直流アンプなどのオフセットとそのドリフトの原因になった りします. 回路図には現れませんが, 精密測定における邪魔者です. 接点の熱起電力を小さくなるような材料を用いるとか, 2つ以上の接点をつくってお互いにキャンセルするように配線したりする工夫 がなされます.

(Q)スライドp.8, 温度係数は高い(X) 良い(○) でしょうか? --> +1点

(A)そのとおりです. 資料を修正しておきました.

第7日目

(Q)スライドp.13の密度は正しい? --> +1点

(A)2.7 x 103kg/m3が正しい. 資料を修正しておきました.

第4日目

(演習の答え)

来週の授業はじめに紹介します.

(Q)固体における濃度と密度の関係はありますか?--> +1点

(A)原子量と密度の関係については, 第2回目の授業でお話したとおりで, 演習問題にもなっていますので, そちらを参照ください. 一方で, 合金における密度ですが, mail protected],$N86;RNL$,8_$$$K0[$J$l$P, wt%とat%は異なってきます. つまり密度も異なってきます.

(Q)固相分離線の内側(下方)の存在比の求め方はわかりましたが, 固相分離線の内側では固体はどういう状態ですか?

(A)授業で話したように, 濃度の濃い部分と濃度の薄い部分の2つに別れます.

(Q)過冷却とは何ですか?-->+1点

(A)液体をごくゆっくりと冷却してゆくと, 融点を下回っても固体にならない 現象があり, これを過冷却といいます. 振動などちょっとした刺激を与えると固体に急変します.

(Q)合金の融点が元の金属の融点よりも高くなることはないのでしょうか? --> + 1点

(A)ないと思います.

第3日目

(演習の答え)

(A) 1.12wt%. (数値と単位の両方を正しく答えてください)

(Q)合金は2種類以上の金属を混ぜるとありますが, どのような組み合わせ でも合金を作ることができますか. --> + 1点

(A)そのとおりです. しかし, 次週勉強しますが, 全く混ざり合わない組み合わせ もあります.

(Q)欠陥した(なくなった)原子は他の部分の配列に組み込まれるのでしょ うか.

(A)そうなります.

第2日目

(演習の解答)

第3日目のはじめに紹介しましたので, 省略します.

第1日目

(Q) 原子の質量は, 陽子, 中性子, 電子のそれぞれの質量の和からなるの ですか?

(A)その通りかと思います. 他にどんな要因を考えているか教えてください.

(Q)シラバス第5回5/9になっています. --> +1 点

(A) 5/19のミスプリントです. シラバスを訂正ください. web版は直しておき ました.

(Q) 軌道にはs,p,d,fなどの文字が使われていますが, これらは英単語の頭文字のような意味があるのでしょうか. --> +1点

(A) s:sharp, p:principal, d:diffuse, f:fundamental だそうです. (出典: 大岩:初等量子化学 第2版, 化学同人(1988) p.72) 出典は図書館にも蔵書がありますので興味があれば読んでみてください.

(Q)3dより4sに先に(電子が)入ることに名前はありますか.

(A)特に命名されていないと思います. 分かったら教えてください.

(Q)プロジェクタの近くの電気を消して欲しいです. 光で少し見にくいで す

(A)次回から気をつけたいと思います. 前の方は空いてますので, そちらに座 ることも検討ください.

(Q)演習はいつ行うのですか. 中間テストのようなものはありますか.

(A)シラバスをご覧ください. 演習(宿題)は適宜出題します. また, 第6回, 第15回はテスト形式で演習を課す予定です.

連絡事項


Last modified: Wed Aug 3 12:56:50 2016
Ken-ichi Yamamoto
e-mail: [email protected]