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第9日目

  1. 講義資料
  2. 特性インピーダンス, 伝搬定数
  3. 定在波, 各種線路, まとめ
  4. 演習の解説

特性インピーダンス, 伝搬定数

定在波, 各種線路, まとめ

入射波

左端が始端(送電端), 右が終端(受電端) --- 波が左から右に移動
減衰なし 減衰あり
Acos(βx - ωt) Ae-αx cos(βx - ωt)

反射波

左端が始端(送電端), 右が終端(受電端) --- 終端で反射して, 波が右から左に移動
減衰なし減衰あり
Bcos(βx + ωt)Beαx cos(βx + ωt))

定在波(入射波と反射波の重ね合わせ)

減衰のない場合の例減衰のある場合の例
A cos(βx - ωt) + A cos(βx + ωt) Ae-αx cos(βx - ωt) + B e+αx cos(βx + ωt)

無損失線路での定在波と定在波比

無損失線路, 特性インピーダンス:Zo, 位相定数:β=0.5, 線路長:30,
  1. 電圧定在波比 : ρ=1, インピーダンスマッチング(整合, 定在波なし, 各部で電圧振幅が等しい)
    無限長線路 や Zoで終端された線路 の各部電圧波形
  2. 電圧定在波比: ρ=2, 腹と節の電圧振幅比(腹/節)が2倍
    R= (1/2) * Zo の各部電圧波形 2 * Zo のインピーダンスで終端された場合の 各部電圧波形
  3. 電圧定在波比: ρ=∞, 腹と節の電圧比(腹/節)が∞
    終端短絡(R=0)の各部電圧波形 終端開放(R=∞)の各部電圧波形

演習の解説



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