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回路理論IV(2007年度 昼間主コースクラス2, 夜間主コース )
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- Q & A
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講義に使用したまとめの資料は, pdfファイルとなっています.
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シラバス(昼間主)
, シラバス(夜間主) |
授業日 |
内容のまとめ |
演習問題 |
ファイルの更新情報 |
1回目 |
多相方式,平衡三相交流の基礎,フェーザ図
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[演習1] [略解1] |
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2回目 |
Δ結線, Y結線, Δ-Y変換 |
[演習2] [略解2] |
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3回目 |
Y-Y, Δ-Δ,Y-Δ, Δ-Y回路の各種回路計算 |
[演習3] [略解3] |
演習略解3のファイルを間違えていましたので, 正しいものに置き換えま
した.(11/5) |
4回目 |
V結線, 2相交流回路, 回転磁界 |
[演習4] [略解4] |
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5回目 |
不平衡交流回路 |
[演習5] [略解5] |
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6回目 |
対称座標法1 |
[演習6] [略解6] |
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7回目 |
対称座標法2 |
[演習7] [略解7] |
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8回目 |
中間試験 |
[解答例(昼間主コース)][解答例(夜間主コース)] |
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9回目 |
分布定数回路の基本方程式 |
[演習9] [略解9] |
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10回目 |
線路定数(特性インピーダンス, 伝搬定数)
[進行波の例] |
[演習10] [略解10] |
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11回目 |
端子条件から各部の電圧・電流計算 |
[演習11] [略解11] |
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12回目 |
反射係数と位置角 [定在波比] |
[演習12] [略解12] |
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13回目 |
等価四端子定数, 複合線路 [補足資料] |
[演習13] [略解13] |
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14回目 |
無損失分布定数回路, 無ひずみ分布定数回路 |
[演習14] [略解14] |
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15回目 |
期末試験 | 解答例 |
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第11日目
教科書の修正
教科書pp.294-295,13.3.2節にある全てのxをx'と修正してください.
ここで, x'=l(線路長)-xで, 終端からの距離を意味します.
中間試験
模範回答
模範回答をアップしましたので, 参照してください.
採点間違いや計算違いなどの疑義があれば, 今週中(12/14)までに山本まで連
絡すること.
平均点などは以下のとおりでした.
| 平均点 | 標準偏差 | 中央値 | 最高点 |
昼間主 | 43.1点 | 21.0 | 43点 | 83点 |
夜間主 | 55.2点 | 23.9 | 60点 | 98点 |
第7日目
(コメント)演習について
演習問題 + 宿題(毎回20点満点)の平均点は, 16.4点(昼間主), 17.1点(夜間主)と
なっています. 現在の自分の得点を知りたい方は山本の居室まで来室ください.
また, レポートとしての提出も随時受け付けていますので, 持参してください.
第6日目
(コメント)演習問題について
3問目の(c)はVo'を求める問題でした. ここで,
答えは, 先週習ったキルヒホッフ則による解法での式(教科書の式(11.66))と
同じ(1/ZのところはYになりますが..)になります.
Ia1, Ia2が式中に残っている答案が散見されました.
これらは他の2式より求まりますので, 求めて代入すると正解がでます.
もっと簡単なやりかたは解答例に記しておきましたので, 是非ごらんくだ
さい.
(おわび)不平衡率について
不平衡率の定義を示すのを忘れていました.
|Ia2|/|Ia1| です. ベクトルの大きさですので, 絶対
値記号が必要です.
第5日目
(コメント)演習問題について
演習問題の点数をまとめてみました.
毎回, minutes paper と 演習問題をあわせて, 20点満点で採点しています.
5回目までの平均値は, 16.2点(昼間主)です.
分布(昼間主)はつぎのとおりです.
点数 | 人数 |
20点 | 8人 |
20点未満, 15点以上 | 15人 |
15点未満, 10点以上 | 10人 |
10点未満, 5点以上 | 5人 |
5点未満, 0点以上 | 0人 |
演習問題についてはレポートとしての提出も受け付けていますので,
がんばって演習を20点に近づけておいてください.
今週の演習問題で[1]の出来が思ったよりよくありませんでした.
平均点6点(10点満点)でした. 電力の計算は三相交流の大切な課題の
ひとつですから, しっかりと解けるように練習しておいてください.
ポイントは, 単相電力計の指示値(動作原理)と, 電圧と電流の位相差です.
第3日目
お詫び: 演習3の略解に別のファイルをリンクしていました.
答えがあわずに, 困惑された人も多かったと思います.
現在は正しいファイルに置き換えましたので, そちらを御利用ください.
こちらので不手際で大変御迷惑をおかけしました.
消費電力を求める問題で見られた間違い
- 三相分の消費電力を求める式は, √(3) |Eab||Ia| cosθ で習いました.
ここで, θが問題です. θは「EaとIa の位相差」です.
これを勘違いしてEabとIaの位相差をθに代入した間違いが10名程度みられま
した.気をつけましょう.
- El(Eと小文字のエル), Il(Iと小文字のエル)などをつかって電圧, 電流を
表記した例が数件程度ありました(教科書の丸写し?).
問題に与えられている変数(記号)をつかうべきです.
(理由) Ea(相電圧) なのかEab(線間電圧)なのかで大きく式や値がかわっ
てきます. これらをきちんと区別して問題に取り掛かる必要があります.
そこに新しい記号を導入するのは混乱するだけだと思います.
- |Ia|に複素数を代入したケースがありました.
授業中にも注意しましたが, 複素数(I)とその大きさ(|I|)は別物です.
前者をI=I1 + jI2 とすると, 後者は√(I1^2 + I2^2)です. 後者に角度
など全くありません.
E*(Eの右肩に*印)と教科書のEの真上に横棒は同じ意味ですか.
はい同じ意味です. 私が使いなれた「*」を使いました. (+1)
第1日目
(コメント) 演習4にて, 対称三相電源の証明としてEa+Eb+Ec=0を示す間違いが散見されました.
(A)足してゼロになるのは, 対称三相電源の性質の一つであって証明にはなりませ
ん(例えば, Ea=100, Eb=-50+j200, Ec=-50-j200 は 対称三相電源ではありま
せん).
対称三相電源の定義: 電圧の大きさ(実効値, 最大値)が等しいこと, 位相差が
120°(2π/3) になっていることを思い出して, これらを示せばよいのです.
(Q) 平衡でない三相の電源が流れると, 中性線は必要となるのか?また, どの
ような値となるのか?
(A) 不平衡回路(第5日目)で勉強します. 楽しみにしておいてください. (+4)
(Q)正弦波とはsinθのことではないのですか?
今日の資料ではv(t)=Vm cosωt とあったが, 教科書p.240ではv1=Vm1 sin(ωt
+θ)を参考にすると, 今日の資料には納得がいきませんでした. 説明をお願い
します.
(A) sinθとcosθとでは, 位相がずれているだけで, 本質的にはどちらも同じ
です(どこをスタート地点とみるかだけの違いです). e^(jωt) = cos(ωt) +
j sin(ωt) の実数部を取り出すと cos(ωt)となりますので, 説明の整合性か
ら, 講義ではcos(ωt)を採用しました. (+2)
(Q) 対称三相電源で定義がいくつかありましたけど, あれ全てがあてはま
らないと対称三相電流と言いきれないのでしょうか. それとも一つでも当ては
まれば対称三相電流なんですか?
(A) 全てを満たす必要があります. (+1)
(Q)文字が薄くて見えにくかった
ホワイトボードに字はくっきりとうつっていたと思います.
また, プロジェクタを使用するときは部屋を暗くしましたので, これも問題な
いと思います. ただ, 後ろの席に座っていたのでしたら, 多少見えにくくなる
こともあるかと思います.
前の席には空きがありましたので, そちらを利用してください. (+1)
(Q)もう少し板書する時間が欲しいです.
(A) ノートをとる時間が不足しているという意味でしょうか.
ノート書きする時間をなるべく考慮しているつもりですが,
時間と講義内容(量)の関係から, ある程度のスピードが必要となります.
早すぎるときには, その旨を伝えてください. 配慮します.
ノートを手早くとる能力は, 学生時代のみならず社会にでてからも必要ですの
で, 今のうちから訓練されると良いと思います.
字が見にくくて時間が不足するのでしたら, 前の方に空席もありましたので,
そちらを利用してください.
また, 講義に用いたpdf資料が上部にリンクされていますので, 利用してくだ
さい. (+1)
- [2007/9/12]後期のオフィスアワーは,
次のとおりですので, 積極的に利用してください.
- 木曜日, 9:00--10:30
- その他の時間帯(メールなどで予約されると確実です).
- 居室は 工2-523-1です.
Last modified: Thu Mar 11 20:03:00 2010
Ken-ichi Yamamoto
e-mail: [email protected]